茶杓の銘

<12月>茶杓の銘

12月のお稽古に使える茶杓の銘をご紹介しています。
茶杓の銘は、季節をちょっと先取りするくらいがちょうどいいとされていますよ。

二十四節気にじゅうしせっき

大雪たいせつ

 ・・・12月8日頃。本格的に、寒気がくる頃

冬至とうじ

 ・・・12月22日頃。昼が最も短く、夜が最も長くなる

気候・天候・景色など

短日たんじつ
時雨・北時雨・里時雨

 ・・・時雨とは、主に秋から冬に降る、降ったり止んだりする雨

木枯し
初霜・霜柱
氷柱つらら氷花ひょうか・初氷・薄氷うすごおり うすらい
初雪・窓の雪・六花りっか風花かざはな
雪空・雪雲・冬霞
冬木立ふゆこだち枯野かれのふゆざれ
寒月かんげつ

動物・植物など

寒菊・霜の菊
寒松かんしょう

 ・・・冬の松のこと

千鳥・磯千鳥・浦千鳥・夕千鳥
都鳥
鴛鴦おしどり・想い

 ・・・鴛鴦は夫婦仲が良く、お互いを思いやるとされる

季節を表す言葉など

年の瀬・年忘れ・師走・千秋楽・千穐樂せんしゅうらく
冬籠・冬篭
寒燈かんとう

 ・・・もの寂しげな冬の灯火

埋火うずみび

 ・・・火が消えないように、灰の中に埋めた炭火

無事
臘八ろうはつ

 ・・・12月8日のこと。この日に釈迦が苦行の末、夜明けの明星みょうじょうを見て悟られたとされる。
   明星が季語として使われることも。

鉢木はちのき

 ・・・冬が舞台の能のひとつ。