茶杓の銘

<7月>茶杓の銘

7月のお稽古に使える茶杓の銘をご紹介しています。
茶杓の銘は、季節をちょっと先取りするくらいがちょうどいいとされていますよ。

二十四節気(二十四節気)

小暑しょうしょ

 ・・・7月7日頃。この頃からだんだん暑さが増してくる

大暑たいしょ

 ・・・7月23日頃。暑さが本格的になる頃

気候・天候・景色など

夕立ゆうだち
涼風
岩清水いわしみず苔清水こけしみず山清水やましみず

 ・・・湧き出る冷たい水、湧き水

夏木立なつこだち

 ・・・夏の青々と茂る木々

雲海うんかい・雲のみね

 ・・・夏の雲

夕凪ゆうなぎ

 ・・・海辺で、夕方頃に風向きが変わるタイミングで、風が止まる現象のこと

荒磯あらいそ
渚・さざ波

動物・植物など

空蝉うつせみ蝉時雨せみしぐれひぐらし
夕顔ゆうがお
玉簾たますだれ
水引の花・水引草みずひきそう

季節を表す言葉など

七夕月たなばたづき七夜月ななよづき女郎月おみなえしづき蘭月らんげつ涼月りょうげつ親月おやづき・しんげつ肇秋ちょうしゅう桐月とうげつ

 ・・・7月の異名

七夕・天の川・織姫おりひめ
風鈴
夕涼みゆうすずみ縁涼みえんすずみ
白糸しらいと瀑布ばくふ

 ・・・滝の細長く糸や布のように落ちる水・滝

氷室ひむろ

 ・・・夏までの間、氷を貯蔵しておく場所

笹舟
山彦やまびこ

 ・・・山の神様、山の雲のこと
やまびこは、昔、神の声だと考えられていた

秋隣あきどなり

 ・・・秋が近いこと