6月のお稽古に使える茶杓の銘をご紹介しています。
茶杓の銘は、季節をちょっと先取りするくらいがちょうどいいとされていますよ。
二十四節気(二十四節気)
芒種
・・・6月6日頃。稲を植え付ける目安とさていた
夏至
・・・6月21日頃。一年中で昼が最も長い日
気候・天候・景色など
岩清水・苔清水・山清水
・・・湧き出る冷たい水、湧き水
夏木立
・・・夏の青々と茂る木々
黒南風
・・・陰鬱な雨がちの梅雨に吹く南風
白南風
・・・梅雨明けの夏の南東季節風
長雨
青田
・・・稲が育って、青々としている田んぼ
動物・植物など
苔・苔筵
・・・苔が青々している、苔が一面に広がり、敷物のようであること
紫陽花
山法師
河鹿・河鹿蛙
・・・アオガエルの一種
鹿の子・小鹿・孕み鹿
・・・鹿は夏にお産を迎える
蛍・蛍狩
翡翠
・・・一年中みられる鳥だが、川辺で見られる景色が涼しげで夏の季語とされる
季節を表す言葉など
鳴雷月・鳴神月・風待月・涼暮月・松風月・常夏月・夏越の月
・・・6月の異名
白糸・瀑布
・・・滝の細長く糸や布のように落ちる水・滝
雨宿り
せせらぎ
緑陰・緑蔭
・・・青々とした木の影
翠波
・・・青い波、緑の波