茶杓の銘

<2月>茶杓の銘

2月のお稽古に使える茶杓の銘をご紹介しています。
茶杓の銘は、季節をちょっと先取りするくらいがちょうどいいとされていますよ。

二十四節気(二十四節気)

立春りっしゅん

 ・・・2月4日頃。暦上の春の始まり

雨水うすい

 ・・・2月18日頃。雪が溶け出す頃

気候・天候・景色など

春節しゅんせつ・春の雪・残雪・雪解け・雪解ゆきげ
春一番はるいちばん春嵐はるあらし・しゅんらん春風はるかぜ・しゅんぷう東風こち
涅槃西風ねはんにし(かぜ)彼岸西風ひがんにし(かぜ)

 ・・・冬の季節風のなごりで吹く西からの風

焼山やけやま末黒すぐろ末黒野すぐろの

 ・・・野焼きの後の草木が黒く焼け焦げた様子

自宅でお抹茶しよう!〜初級〜 お稽古を始めたり、お茶会に呼ばれたり、お茶を習うまでもないけど、家でお抹茶を点ててのんびり味わってみたい人必見の、自宅でお抹茶を点てる...

動物・植物など

うぐいす春告鳥はるつげどり鶯笛うぐいすぶえ
春駒はるこま・はるごま

 ・・・春に若草を求めて走る馬のこと。別の意味で新年に使われることも

紅梅こうばい寒梅かんばい・梅の香雪こうせつ
若草
雪間草ゆきまぐさ

 ・・・雪の間から顔を出した草のこと

季節を表す言葉など

梅見月うめみづき雪消月ゆきぎえづき夾鐘きょうしょう仲序ちゅうじょ麗月れいげつ令節れいせつ陽中ようちゅう仲春ちゅうしゅん

 ・・・2月の異名

早春そうしゅん・春浅し
春暁しゅんぎょう

 ・・・春の明け方

下萌したもえ

 ・・・春先、草の芽が出はじめること